8月3日~4日に商船学校の同級生と、死ぬまでに1度はやってみたいリストの
2番目の課題に挑戦してきました。
因みに1番目はフルマラソン、2番目は今回の富士登山。
今回の富士登山の内容は、まず初日に8合目まで上がって、そこの山小屋で仮眠をとって、
深夜1時ぐらいに登頂アタックする富士登山のスタンダードプラン。
出発前は、まあなんとかなるか。っと完全になめてました。3,000m超えの空間は、
人を寄せ付けない厳しい世界でした。
貼り付けてる写真は、まだ元気な頃の小宮くんと大島くん。この後、悲劇に襲われます。(笑)
車で行ける最終地点(五合目)いよいよ登山開始この時は当然、まだ普通です。
登山道で見つけた、綺麗な花
(いつもながら花の名前はわかりません。)
6.5合目あたりの景色
天気は良かったのが何よりの救い。澄んだブルーが美しい
7合目を過ぎたあたりの斜面。
だいたい2,700mぐらいの高さ。空気はだいぶ冷たくなってきた。
下界の35度の酷暑を忘れている。
大島くんはこのあたりから高山病を発症しはじめたらしい。
夜の7時30分ぐらいの山中湖方面の景色。
今日の目的地の山小屋にはまだ着きません。
ピンクの小さな丸は、地上の花火。
上空3,000mからの花火はこんな風に見えます(笑)
この後、30min後ぐらいに8合目の山小屋到着。
私の体調はこの時点では絶好調。
少し頭が痛い様な気もするが。。。
(これが高山病の始まりだとは思わなかった)
8月4日 13:30 気温7度ぐらい。登頂アタック開始!
(とにかく寒い。急に真冬になった)
仮眠から目覚めると、頭が痛いし気分が悪い。。。。
いったいどうしたんだ。。。
後でわかったけど山小屋の狭い中では高山病になりやすいとの事。
しかし、いまからやめる勇気もなく、登頂アタックを決断する。
(もう戻れません)
写真の景色は、御来光を見るための登山者のヘッドライトの光。
足元には、弾丸ツアー的に登頂してきた登山者が
高山病を発症し、バタバタと倒れている。
多数の人が、横になっています。
頂上までの岩だらけの崖をよじ登ります。
8月4日 4:30
ついに御来光 キター!!!!
荘厳というか幻想的な雰囲気があたりを包む。
こんな景色が何千年、何万年もくりかえされている事を考えると、
神の存在を実感してしまう。
なんか、自分がちっぽけに感じる。
周りの外国人登山者から歓声があがる。
自分も思わず わ~とか、ワオー!!とか
感嘆句ばかりを発していた。
写真の下の方に見えるのが山中湖。
この後、緊張がとけると高山病の症状が襲いかかってきて、
立つことができなくなった。
頭痛+ヘビーな2日酔の気分で、最悪の気持ち悪さ。
だが、自力で下山しないと帰れない。
6.5合目あたりに下山した自分の写真(珍しい)、
この時は体力的、精神的にも追い詰められている状態。
この後、ツアー終了後にバスに乗って温泉に行くが、
吐き気がひどい。
夜の8:30頃に無事、千葉の検見川浜も戻ってきた。
これにて課題終了。
来年は、槍ヶ岳にチャレンジする。(予定)